試験の面談で私が意識したこと①【システマティック・アプローチ】についてご紹介します。
はじめて面談のロープレをしていた私にとっては、この流れが覚えやすかったです。
面談の基礎になると思うので、これから面談に取り組んでいかれる方のお役に立てればと思います。
システマティック・アプローチの流れ
システマティック・アプローチには、6つの流れがあります。
1.カウンセリング開始
2.問題把握
3.目標設置
4.方策の実行
5.結果の評価
6.カウンセリング終了とケース終了
クライエントによっては、1~6通りの流れになることはありません。あくまでも流れであって、繰り返したり、後戻りすることもあります。
1.カウンセリング開始
カウンセリングのはじまり。
クライエントが安心して、話をできるような雰囲気を作り、丁寧にお伺いする。
信頼関係(ラポール)の形成はここの部分になります。
2.問題把握
面談にきた理由、クライエントが抱えていると思っている課題について聞いていく。
3.目標設置
問題を詳しく調べていき、クライエントと選択肢をあげて、目標を決める。
こんなことが必要です!
①CLに悩みが障害になっているものを気づかせる
②具体的な方策を選択し、行動に組み立てる
③CLの意思を確認する
試験当日の面談は15分。ここまで進めるか進めないか…というところです。
私は、見立てまでで、確認には及びませんでした。
4.方策の実行
クライエントに実行してもらう。
5.結果の評価
実行した方策とカウンセリング全体についてクライエントと評価する。
・方策はどうだったか?
・目標は達成したか?
・終了してもよいか
6.カウンセリング終了とケース終了
カウンセリングの終わりをクライエントに伝えます。
成果と変化を一緒に確認し、もし問題が起きれば戻ってきてもよいことを告げる。
キャリアコンサルタントは情報を記録、整理し、終了とします。
実技の面談との関連性
実技試験の面談では、1~3までになります。
1.カウンセリングの開始:設問①と設問②
2.問題の把握:設問③
3.目標設定=方策の選択:設問④
口頭試問と照らし合わせることもできます。
まとめ
試験の面談で私が意識したこと①とお話してきましたが、今の面談でもこのアプローチが根底にあると思っています。
面談の流れを身につけるためにも必要だと思うので、ぜひ意識してみてくださいね♬
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