学科、実技(論述・面談)の時間があるキャリアコンサルタント。
学科と論述は紙に向かって解くものなので、緊張感があり、時間制限はあるものの…自分のペースで解いていくことができます。
面談に関しては、相手がいますし、面接官もいるので自分のペースでとはいきません。
「面談対策してる?」
「口頭試問どうしよう…」
など面談と口頭試問が不安な方に、私が面談と口頭試問で気をつけたことについてお話します。
面談中は信頼関係の構築だけに集中
面談では、信頼関係の構築だけを念頭におくことに努めました。
信頼関係なくして、クライエントがら話を聞くことはできないからです。
特に面談時間が15分となっているので、ほぼ信頼関係の構築で終わります。
「私はあなたの味方ですよ」「あなたの気持ちに寄り添いますよ」
とクライエントに徹底的に寄り添うことが大切です。
信頼関係の構築をした上で、見立てがあっているか確認していきます。
こんなことを意識してました!
面談を行うにあたり、意識したポイントは2つあります。
その1:システマティック・アプローチ
その2:マイクロカウンセリング
システマティック・アプローチ
システマティック・アプローチには、6つの流れにわかれています。
試験当日の面談では、3.目標設定まで行うことができます。
私は、見立ての確認の途中で15分たってしまいました。
1.カウンセリング開始
2.問題把握
3.目標設置
4.方策の実行
5.結果の評価
6.カウンセリング終了とケース終了
面談の基礎になると思うので、これから面談に取り組んでいかれる方が覚えると良いかな?と思います。
マイクロカウンセリング
マイクロカウンセリングは、階層表があります。
その中でも特に土台の部分が、話を聴く姿勢を整える上で重要だと考えます。
- 面接の5段階
- 基本的傾聴の連鎖
- かかわり行動
基本的傾聴の連鎖とかかわり行動については、いろんなカウンセリングでも利用されています。
よく聞くけれど、意識して練習していかないと難しいところがこの3つです。無意識的にできるくらいまで、やりこみましょう!
口頭試問での個人的な対策3つ!
私が口頭試問で気をつけたテクニック的なことは3つです。
その1:できたこと・できなかったことでは、具体的にどこでそう思ったのかを答える。
その2:主訴は、CLは語ってくれたことを要約して伝える。
コンサルタントの意見や見立ては混ぜない
その3:断定的な言い方は避ける。
長く話すと「手短に」とか「簡潔に」と言われると聞きました。
待ち時間は5分しかないので、この後に主訴、問題点、展開を話すことを考えると1分未満で話せるとよいのではないかな?と思います。
まとめ
実技試験においては、いろいろな意見があり、対策の仕方も様々です。
今回は私がしていたことをお伝えしました。少しでも役に立てたら幸いです。
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